【1いいね1円】いいね!獲得単価を1円以下にしたFacebook広告の手法を紹介

国内のアクティブユーザー数が減少傾向にあるとはいえ、商品やサービスによってはまだまだ成長の余地があるのがFacebook広告です。特徴としては興味関心でターゲティングを行うこともちろん、自社のデータとFacebookのもつデータを活用することによって自社顧客やサイト訪問者、またそれに類似したユーザーへアプローチできることが最大のメリットです。今回はFacebookページを運用することになった人が一度は考える「広告によるいいね!獲得」について、

  • Facebookページのいいね!の数を広告で増やせるか?
  • どこまで単価を抑えていいね!が獲得できるか?
  • 広告でいいね!を集めることに効果はあるか?

といった点を実際に広告配信をして実験をしてみることにしました。

Facebook広告でいいね!獲得の単価は?

Facebookページを開設して投稿を行っても最初は見る人がいないので反応はありません。まずは知り合いに紹介してページのファンを増やしましょう。ユーザーの共感を得る質の高い投稿をすれば自然と徐々にリーチは拡大するのですが、できるだけ早く関心を持ってくれるユーザーにファンになってもらえるようアプローチするために広告でいいね!/フォロワーを獲得することも可能です。

それでは、いいね!やフォロワーの獲得にかかる実際の費用はどれくらいでしょうか。

 

検証① 国内のいいね!単価はどれくらいか?

とあるページを用意し、まずは国内ユーザーのいいね!がどれくらいで獲得できるかテストを行いました。今回はリストやオーディエンスなどの設定は使用せず、Facebookの基本セグメントである男女、年齢、興味関心などのみで行いました。

 

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7,117リーチで388のいいね!獲得、単価は242円となりました。

 

結果① 国内ユーザーいいね!獲得⇒250円くらいかかった。

弊社で他の広告運用を行なっているFBページではいいね!単価100円くらいで獲得できるページが多いのですが、今回使用したFBページはいいね!を押してくれるターゲットが絞りにくいジャンルであったため単価は比較的高くなりました。

今回はクリエイティブのテストを行う期間がなかったので関連度スコアの平均は「6」程度であったこともいいね!の単価を押し上げる要因となりました。いいね!獲得に限らずFacebook広告で成果を出すためにはターゲティングとクリエイティブを工夫してクリック率を上げるなどの関連度スコア向上が最も有効で、広告の関連度スコアが「5」以下の状態での運用はかなり厳しく、最低でも品質スコアは「7」くらいを狙うべきです。

 

検証② 海外への配信でいいね!単価は安くできるか

また、今回は「どこまで単価を抑えていいね!が獲得できるか?」ということも実験の目的ですので、海外への広告配信ではどれくらいいいね!を獲得できるのか下記の地域を対象に実験を行いました。

ターゲットⅠ.台湾と香港に配信

今回テストを行ったFacebookページは日本語で運用しているエンタメ系のFacebookページですので、多少は日本文化に関心のあるユーザーが存在していそうな台湾と香港をターゲットとして広告の配信を行ってみました。

<台湾への配信結果>

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台湾でのいいね!獲得単価は約40円でした。国内に比べると約1/6の金額で獲得できたことになります。

<香港への配信結果>

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香港でのいいね!獲得単価は台湾より多少高く45円という結果になりました。

台湾と香港を比べるとエンゲージメント率やいいね!の獲得単価に大きな差はなく、どちらも国内のいいね!獲得単価250円と比べるとかなり割安で獲得ができています。

 

ターゲットⅡ.インドとインドネシアに配信

台湾/香港ではいいね!単価40円という結果でしたが、絶対にもっと単価は下がるはずだと信じ、Facebookのユーザー数が多い途上国であればいいね!の単価も抑えられるという仮説のもとインドとインドネシアを配信先として実験を行いました。

<インドへの配信結果>

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いいね!獲得単価1円!今までと桁が違いました。気がついたら5,873いいね!を獲得していて画面を二度見しました。

 

1円の単価でも今回の実験としては満足のできる結果であったのですが、インドと同時にインドネシアにも配信していたのでこちらの数字も確認してみます。

<インドネシアへの配信結果>

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いいね!獲得単価0.3円!?

 

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結果②

  • 海外だといいね!の単価は抑えられる
  • いいね!単価は0.3円まで下げることも可能

台湾や香港では日本語利用者や日本文化への関心というセグメントを対象としていいね!獲得は約50円に抑えることができました。さらにインドネシアでは1いいね!の単価はなんと0.3円という金額で獲得できることがわかりました。(ということは広告費30万円で100万いいね!を獲得することも可能そうです。)

 

いいね!獲得単価テストの結論

今回の実験の結果でわかったことです。

Facebookのいいね!は1円以下の金額で獲得できる(があまり意味はない)

国内で単価300円くらいのFacebookページでも配信先を海外にすることでいいね!の獲得単価は1円以下で獲得できることがわかりました。ただこれはすでに説明したように、なにかしらの事情により「どうしても今月中に◯◯いいね!を達成しなければならない」といった特別な事情がない限りはあまりおすすめしません。実際ユーザーにとって重要なのははいいね!数ではなく投稿されている内容であり、そこにあるユーザーのエンゲージメント(リアクションやコメント数)です。

 

広告でユーザーを集めても投稿がリーチしない

Facebookページに投稿した内容はページにいいね!したユーザー全員に届くわけではありません。現在ではフォロワーのうち実際にリーチする率は10%以下にもなる場合も少なくなく、どれだけのユーザーにリーチできるかはFacebookのアルゴリズムが決めています。

(参考)Facebookのオーガニックリーチは減っているのは本当か?288の企業ページを分析してわかった事実 (1/5):MarkeZine(マーケジン)

フォロワーと投稿内容のミスマッチはリーチを下げる要因のひとつとなり、むしろエンゲージメントが期待できないフォロワーは獲得しないほうがメリットがある可能性もあります。広告の利用が悪いのではなく、広告で集めたユーザーの質が悪いのが問題です。

 

数年前のFacebookページ運用においてはフォロワーやいいね!がリーチを生み出すこともあり、いいね!数がページ運用のひとつのKPIとなることもありましたが、現在では大量のいいね!を集めることにまったく価値はまったく無いと言えます。もちろんなかにはいいね!獲得広告が向いている商品やサービスもありますが、いいね!獲得後の戦略を持った上での運用が重要であることは間違いありません。

 

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