インスタ企業アカウントで失敗しない開設方法から活用事例までのすべて【保存版】

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弊社ではSNS運用を含め、web周りの広告やコミュニケーションといった施策を提供しているのですが、そんななかでもインスタグラムの企業アカウントや商品のアカウント運用を開始したいというお問い合わせは毎日のように頂いております。

そこで今回はインスタグラムの企業アカウント運用において弊社で説明している失敗を避けるために重要な点をまとめてみましたので、「インスタグラムを個人では使うけど企業アカウントはどう運用したらいいのか?」「どうフォロワー数の増加などを達成すればいいのか?」といったことを考えている担当者様は参考にしてみてください。

<記事の目次>

インスタグラム企業アカウント運用に効果はあるか?

インスタグラムの国内月間アクティブユーザーは2,000万人を超え、20〜30代の方であればいいアカウント運用は売上や認知に効果があると自分の実感としても理解できると思います。企業としてSNSやインスタグラムを始めようと決まっているならば幸せですが、その一方で2018年も後半に入っている現在においても「インスタグラムってよく聞くしユーザー数多そうだけど売上に影響するの?どんなメリットがあるの?」と言っている会社の上司がいるかもしれません。そんなときのために企業アカウントが購買や消費者の行動にどのくらい影響を与えているのか各種調査データを確認しておきましょう。

Instagramで企業アカウントをフォローしているかという問いに対して、「フォローしている」と回答したのは20代で92%、30代で89%、40代で82%。また、フォローしている企業アカウントの数については、20代では20以上のアカウントをフォローしている人が半数を占めていた。

芸能人や友だちのアカウントをフォローはもちろんですが、企業や商品のアカウントもフォローしています。ただ企業アカウントのフォロー数が10以下のユーザーも少なくありませんので、アカウントのフォロワーを増やすのが簡単というわけではありません。

Instagramでの企業の投稿をきっかけに商品やサービスを購入したことはあるのかという問いに対しては、20〜30代女性の80%以上で「購入経験がある」と回答。コスメや日用品、ファッションアイテム、旅行予約など幅広いジャンルにおいての購入経験があることがわかった。

インスタグラムの投稿が購買のきっかけになったことがあるユーザーは80%以上いるというのは心強いデータです。「購入経験」としては金額単価の低いコスメなどの日用品が多くなりますが、ユーザーへの影響という点では高額商品も同程度が期待できます。

また、企業のブランドイメージに変化はあったかという問いに対しては、「よく目にすることで親近感を感じるようになった」「商品を欲しいと思うことが多くなった」などの回答があった。

単純に接触頻度が増えれば親近感や購入検討の機会が多くなるのはメルマガやLINEの友だちと同様の効果があります。

参考にした記事⇒サイバー・バズ、企業アカウントをフォローしたInstagramユーザーの意識調査を実施 - CNET Japan

またこのような調査結果もあります。

「Instagramにおいてハッシュタグ検索をした結果を参考にして、商品やサービスの購入に至った経験はありますか」(単一回答)と尋ねたところ、全体の41.5%が購入した経験があると回答し、年代別では20代が60.5%と最も高い数値となりました。上記から、ハッシュタグ検索が購買行動に影響を与えていることがわかりました。

ハッシュタグ検索から購入に至った経験でも20代で約60%、全体でも40%以上となっています。これらの調査結果からもGoogleなどの検索エンジンでの検索と同様に、ユーザーはインスタグラムの検索で問題解決をしようとしていることがわかります。

参考にした記事⇒女性Instagramユーザーの約6割がハッシュタグ検索を利用、 そのうち約4割が検索からの購買経験あり ~ハッシュタグ検索は「購入」を目的として活用される傾向に~|株式会社サイバー・バズ

インスタグラム企業アカウントの作り方

企業アカウントの運用には様々なメリットがありそうだとわかったところで、早速企業アカウントの開設と始めるにあたっての注意点を見ていきましょう。

アカウント新規開設の方法と手順

基本的な手順は個人アカウントの開設方法と大きく変わりません。メールアドレスとパスワード、アカウント名を入力してアカウントを開設します。アカウント名やユーザー名は後ほど変更が可能なので開設時点ではそこまで気にする必要はありません。

ビジネスプロフィールに切り替える

趣味の個人アカウントと異なり企業アカウントとして運用する場合にはビジネスプロフィールが必須です。アカウントを作成したら「設定」の「ビジネスプロフィールに切り替える」を選択しビジネスプロフィールへの変更を進めてください。

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ビジネスプロフィールに切り替えると、アカウントから「インサイト」が確認できるようになります。

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インサイトを確認することでアカウントの投稿がどれだけ見られているか?投稿ごとのインプレッション(表示回数)やいいね数などが確認できるようになりますので、企業のアカウントとして運用を行う場合には必須の設定になります。このインサイトを確認しながら数値に基づいた運用を行うことが重要です。

認証バッジは取得しやすくなった?

認証バッジとはアカウント名の横にある青いチェックマークのことです。

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以前はインスタグラムから自動で設定されることが多かったようですが、現在では「認証をリクエスト」をすることで自分で申請できるようになりました。

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アカウントの「設定」から「認証をリクエスト」を行うことが可能です。しかしリクエストの送信はアカウントへの認証バッジを確約するものではありません。認証バッジをつけることが直接的にフォロワーを増やすわけではありませんが、アカウントの信頼性が増すことで間接的にフォローの心理的な障壁を下げる効果があるかもしれません。

企業アカウントで失敗しないための注意点

次に企業アカウントの運用で失敗しないために事前に確認・決定しておいたほうがよいことを紹介します。

事前に決めておくこと

なんとなくでアカウント運用を始めてもうまくいくこともあるでしょうが、できるだけ成功の確率は上げたいものです。企業アカウントを検討・開始するにあたっては下記の2点を考えておきましょう。

1.ペルソナ設定・SOWの確認

そのアカウントを運用することで誰に・どんな感情をもってほしいのか、どういう変化を期待するのかというアカウントの役割を決めておきましょう。アカウント運用に関わるすべての人がこの共通認識を持つことで、なぜアカウント運用を行っているのか・どういう投稿を行うべきなのかといった議論がスムーズになります。

2.KPI設定

ペルソナやアカウントの役割と同時にアカウントの目標を決めておきましょう。最初から「問い合わせ数」や「購入数」を設定してもよいのですが、まずはリーチ数や競合アカウントを参考にしたフォロワー数の目標を設定するのがいいかもしれません。

インスタグラムアカウント運用に関わらずSNSにおいてうまくいかない理由を考えてみた記事👉なぜカスタマージャーニーとSOWがないSNS運用は失敗するのか - zeroxeed Marketing Blog

インスタグラムの公式発表を確認しよう

企業アカウントをスタートするほとんどのケースではできるだけ多くのユーザーに見てもらうことも目的のひとつになるかと思います。そこでインスタグラムのアルゴリズムはどんなアカウントや投稿を優先するのか公式の発表がありますので引用します。

Instagramのフィードで何を見るかを決める、三つの主な要素は次のとおり

関心:ユーザーが関心を持つ、あるいは気にする物事は、類似のコンテンツに対する過去のビヘイビアや、ポストのコンテンツに対するマシンビジョン(機械視覚)の分析で判断している。
新しさ:そのポストが共有されたのはどれぐらい最近だったか。何週間も前のものより、至近のポストが優先される。
関係:共有したその人とどれだけ親しかったか。ポストにコメントした、写真にタグをつけたなど、過去のInstagram上で多く対話した人ほどランクが高くなる。

要約すると、ユーザーとコミュニケーションを取りながら関心が持たれる投稿を継続的にしているかと理解できます。また下記も重要です。

以下もランク付けに影響する

頻度:どれぐらい頻繁にInstagramを開くか。最後の訪問以降のベストポストをなるべく見せようとする。
フォロー:たくさんの人をフォローしている人ほど、広い範囲からコンテンツを拾う。
使い方:短時間、ベストポストだけを見たか、それともカタログをじっくり見て閲覧に多くの時間を割いたかで、見せるコンテンツが決まる。

頻繁に投稿しているユーザーやコミュニケーションを多くとっているアカウントを優遇したりしながらそのユーザー個人に適した投稿を見せるアルゴリズムであるいうことがわかります。その他にも、

  • 特定の機能を好むユーザーを優遇しない
  • 個人アカウントも企業アカウントもリーチは変わらない

など明らかになっていることが多いのでインスタグラムを運用するなら必ず確認しておきたい部分です。参考記事👉InstagramのアルゴリズムをInstagramのチームが詳しく説明 | TechCrunch Japan

クリエイティブの作成と外注の検討

インスタグラムでは投稿されるクリエイティブ(画像や動画)の質が非常に重要です。しかしただ綺麗なものであることが重要なのではなく、よい投稿とはフォロワーや新しく目にするユーザーが「これはいい!」と思うものです。ユーザーにとって有用なものとは、綺麗な写真であることがすべてではなく「ユーザーの役に立つ」投稿やアカウントかもしれません。

撮影や加工には専門の知識があったほうがいいですし、どんなアカウントにするのかといった企画部分も重要です。できることは社内で行い、撮影や加工などの社内でできない部分は外注を検討するといったことも失敗の確率を下げるためには有効です。

参考👉インスタグラムの運用代行にかかる金額の相場と費用内訳を解説 - zeroxeed Marketing Blog 

企業アカウントにおけるフォロワーの増やし方

アカウントに投稿をしていくだけでも閲覧者やフォロワーが増える「かも」しれません。投稿をよくしていくというのは大前提なのですが、その他にもフォロワー獲得につながる施策は多くあります。

ハッシュタグの選定が重要

基本的にフォロワーがいないアカウント初期段階ではあなたの投稿を目にする経路は「ハッシュタグから流入する」しかありません。インスタグラムでは1回の投稿で最大30個のハッシュタグをつけることができます。多くのユーザーにリーチして投稿を見てもらうためには基本的にはできるだけ多くのハッシュタグを設定するのが有効です。実際にフォロワー数の多いアカウントでは10個以上のハッシュタグを設定して投稿していることがわかります。参考:Instagramはハッシュタグが命!リーチできるワードの選び方|ferret [フェレット]

しかし注意してほしいのはただやみくもにハッシュタグを増やせばいいというわけでははないということです。

そこで企業のアカウントが個人の投稿に勝つためにどう戦っていくか、いわゆる「ミドルタグ」と呼ばれる、投稿件数も検索ボリュームもそれなりにあるハッシュタグ、そこで人気投稿に載せることを狙っていくべきです。

Instagramの人気投稿アルゴリズムを徹底分析! ライスカレー製作所が語るアカウント運用のポイント

たしかに投稿数の多いハッシュタグを使用するほうががユーザーが閲覧する可能性は高くなります。ただ同時に投稿数が多いハッシュタグは新しい投稿がどんどん行われて自分の投稿が埋もれてしまいます。最初から数千の投稿があるハッシュタグを狙うのではなく、数百〜1,000程度の中規模のハッシュタグで人気投稿になることを狙いながらフォロワーの増加に合わせて徐々に大きなハッシュタグを狙っていくのがハッシュタグ設定の王道です。このあたりのアルゴリズムは常に変化しているので実際に運用するなかでリアクションや結果を見ながら調整していくしかありません。

インスタグラム広告を活用する

アカウントを開設してもフォロワーは0であなたの投稿はほとんどの人が見ていません。そんなときにはインスタグラム広告を活用することもひとつの選択肢です。

インスタグラム広告は数千円の予算から行うことも可能なため導入しやすい施策ですが、フォロワーを増やすというよりは「投稿を見てもらう」「リンク先をクリックしてもらう」という用途が主流なので単純に「フォロワー数を増やす」には効率はよくないかもしれません。

ハッシュタグキャンペーンの実施

一般ユーザーに特定の # をつけての投稿を促すリポストキャンペーンやハッシュタグキャンペーンというものもあります。 

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https://www.instagram.com/kinkos_jp_campaign/

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こちらのキャンペーンで使用されているハッシュタグ「#とっておきの夏の思い出」は約4,400件のユーザーによる投稿が行われています。キャンペーン参加ユーザーひとりにつき平均300フォロワーだとすると約130万インプレッションを獲得していることになります。

ハッシュタグキャンペーンの主催者はアカウントやサービス・企画の認知が獲得でき、ハッシュタグキャンペーンの参加者は自分の投稿が多くのユーザーに閲覧される効果ととプレゼント獲得が期待できます。

アクティブアプローチ・自動いいねツールの活用

ユーザーがハッシュタグを辿ってアカウントに来たり、自アカウントの投稿がおすすめで表示されるといった待ちの運用ではなく、興味を持ってもらえそうなアカウントにこちらからアプローチする方法です。フォローが期待できるアカウントの投稿にいいね!を付けたりこちらからフォローを行うことでアカウントの存在を知ってもらい、フォローをしてもらう積極的な運用方法です。

過度な運用はマイナスの効果をもたらす可能性もあるので注意は必要ですが、これらを自動化するツールも多くありますのでツール活用もひとつの選択肢です。

参考👉インスタグラム自動いいねツールでフォロワーが増えるまでの流れを解説 - zeroxeed Marketing Blog

インフルエンサーマーケティング

インフルエンサーと呼ばれるSNS上で多くのフォロワーを抱え影響力のあるユーザーにアカウントで扱う商品やサービスを紹介してもらう方法です。直接的にフォロワーを増やす施策というよりはサービスの認知を行うなかで結果的にアカウントのフォロワーも増加するという流れになります。

インフルエンサーマーケティングを実施する際の料金の相場と効果を解説した記事はこちら👉【2018年版】インフルエンサーマーケティングの料金相場と費用対効果 - zeroxeed Marketing Blog

まとめ

インスタグラム企業アカウントの開設方法から最初に決めておいたほうが点、フォロワーを増やすためのポイントまでを解説してきました。個人アカウントなら「好きなものを自由に投稿する」といった使い方が正しいですが、企業アカウントであればアカウント運用の目的があるはずで、できるだけその目的を達成したいものです。

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企業アカウントの運用はこれらのポイントを意識しながら検討することで効果的な運用に少し近づけるかもしれません。また検討や実際の運用にあたって社内での対応が難しい場合には弊社でのお手伝いも可能です。